語り手: 代表/ 山下 夏沙
タイのAkha Ama Coffeeが、神楽坂に続いて日本2号店としてオープンした早稲田のロースタリー。2階建ての店舗にはテラス席もあり、開業当初から構想していた国内焙煎が本格的に始動した。コーヒー豆は、タイの地域ごとに集められた豆をブレンドしたものや、生産者や農園ごとの個性を味わえるシングルエステートが揃い、農園主の名前が冠された豆から、その土地ならではのテロワールが楽しめる。
Akha Ama Coffeeの始まりは、タイの山岳地帯で育った創設者のリーさんが、母親が手摘みで育てた完全無農薬のコーヒー豆を使い、チェンマイの住宅街に小さなカフェを開いたことから。滞在中に偶然訪れた山下さん夫妻は、コーヒーを口にした瞬間、その味わいに心を奪われた。「その時のコーヒーはとにかくおいしく、ラテアートも見事で、この出会いで人生が変わると感じました」と夏沙さんは振り返る。
地元の人々が日常的に集い、コーヒーが生活の楽しみになる場所を目指し、「コーヒーを型にはめず、もっと自由に、豆のストーリーを伝えたい」という想いが詰まったAkha Ama Coffee。コーヒーを通して、日常が特別なひとときとなり、その背景にある人や風景にも思いを巡らせる場所を目指す。
KAGURAZAKA
- 住所
- 東京都新宿区赤城元町1-25
- 営業時間
- 8:00~19:00
- 定休日
- 不定休
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