語り手: バイヤー/門川 雄輔
コワーキングスペースでのオープンからポップアップイベントまで、ファンを魅了してきたCOYOTEが京都駅すぐの場所に店舗をオープン。2年弱エルサルバドルに住んで生産者のサポートをしてきた門川雄輔さんは、バイヤーとして関係が深い生産者から直接コーヒー豆を買い付ける。チームを組むのは、グランドオープンと同時に加わった、アメリカからやってきた焙煎担当のブラントさん。扱う豆はすべてエルサルバドル産。故に、常連になると「此の間のアントニオさんの美味しかったから今日はラウルさんのにしようかな」のように、生産者の名前で購入される方も多い。さらには、お客さんがSNSで生産者のアカウントをタグ付けして、そこで繋がることもあるという。今はシェアローストだが、ゆくゆくは焙煎所を構える予定。あらゆる活動に意欲的でありながら、生産者と消費者の間に立ち、産地のストーリーと農家に敬意を払うことは忘れない。