語り手: バイヤー/門川 雄輔
2021年7月に京都駅近くに店舗をオープン、2024年3月には出町柳に新たなロースタリーを開店したCOYOTE。店主の門川雄輔さんは、エルサルバドルに約2年間滞在し、生産者との深い関係を築いてきた経験を生かし、直接仕入れたコーヒー豆を使用している。
新たなロースタリーでは、店舗奥の焙煎工房でエルサルバドル産のコーヒー豆を焙煎して提供している。豆はすべてエルサルバドル産で、生産者ごとに異なる特徴を持つため、常連客の中には「この前のアントニオさんの豆が美味しかったから今日はラウルさんの豆にしよう」といった具合に、生産者名で豆を選ぶ人も多い。お客さんがSNSで生産者のアカウントをタグ付けして交流することもあり、産地と消費者の繋がりが深まっている。
門川さんは、生産者と消費者の橋渡しを積極的に行い、産地のストーリーを伝え続けると共に、生産者への敬意を忘れず、コーヒー文化の発展に貢献している。
COYOTE the ordinary shop
- 住所
- 京都府京都市下京区東塩小路町939-1
- 営業時間
- 8:30〜17:00
- 定休日
- 月曜日
COYOTE the roots
- 住所
- 京都府京都市下京区本上神明町444-1
- 営業時間
- 11:00〜17:00
- 定休日
- 火・水・木曜日
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