語り手: 店主/宇治澤 義和
2015年に惜しまれつつ閉店した〈宮本珈琲店〉で15年間の経験を積んだ宇治澤義和さんが、中野区の都立家政に新たにオープンしたロースターカフェ。宮本珈琲店時代から使用していたフジローヤルの焙煎機を受け継ぎ、「基本的な焙煎方法は変わらず、丁寧なハンドピックを行い、スッキリとした後味のコーヒーを提供しています」と語る。過去の味作りの哲学を守りながらも、新しい店で再びその味を提供している。
飲み飽きないスタンダードなコーヒーは、老若男女を問わず幅広い人々に支持されており、「少しでも地元の方々の日常の中で、ちょっとした楽しみを提供できるような店を目指しています」と、温かな思いを込めて話す。地域に溶け込み、日々のコーヒーが新たな楽しみとなるような場所を提供している。
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