語り手: 店主 / 匹田 貴明
「エチオピア イルガチェフェの味わいに感銘を受けて」、コーヒーの世界に足を踏み入れた匹田貴明さん。その感動を胸に、福岡のコーヒーロースターでバリスタ経験を積み、「開業するなら生まれ育った地元で」と2015年、大分県臼杵市に店舗を構えた。焙煎の核となるのは、独立前に購入したPROBAT L5と、焙煎量の増加に伴い導入したヴィンテージのPROBAT UG15。目指すのは、「産地の個性を最大限に生かし、甘さと透明感のあるコーヒー」を届けることだ。
店舗には、臼杵の石を使ったカウンターテーブルや地元陶芸家が手掛けたカップ&ソーサーが並び、地域の魅力が随所に感じられる。地元愛が詰まった空間で提供される一杯は、飲む人に驚きと喜びをもたらし、故郷の魅力を改めて伝える特別な体験を提供している。
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