語り手: 店主 / 澤野井 泰成
個の情熱から、仲間と磨く挑戦へ。京都で続く新たなステージ
アパレル業界からコーヒーの世界へ飛び込んだ澤野井泰成さんが2019年に創業。経験ゼロからのスタートだったが、2022年の「COFFEE COLLECTION WORLD DISCOVER」での優勝を機に、一躍注目を集めた。その後、伏見稲荷の店舗から焙煎機を拡大し、新たな拠点として二条城エリアへと移転。それにあわせて、焙煎機もディードリッヒ2.5kgからギーセン6kgへと変更した。扱う量が増え、焙煎環境も整った一方で、感覚的な部分は今も大切にしている。「理論はセミナーとかでいろいろ吸収するけど、最後はバイブスで。ハゼてからどのくらいで取るかとかは感覚でやってます」。
新店舗では、焙煎の環境だけでなく、組織としてのあり方も大きく変わった。澤野井さんは今、競技会での個人としての活動よりも、チームとしての成長に重きを置いている。「今は個人としてよりも、チーム全体の成長を重視しています。スタッフも競技やジャッジに挑戦し、僕個人が突き抜けるというよりは、スタッフ全員含めてバリスタスキルが1番高いお店にしたいですね」。一人の情熱で立ち上げたブランドが、今は仲間と共に磨かれながら進化している。勢いだけで突き進んだ初期を経て、今は落ち着いた成熟期に入っている。
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