語り手: ロースター/橋本 さくら
World Brewers Cup 2016でアジア人初の優勝を飾った、粕谷哲さんが代表を務めるPHILOCOFFEA。2017年の設立以来、日本のコーヒーシーンをリードし、いまや海外にもその名を知られる存在となった。生産者・消費者・従事者・コーヒーに関わるすべての人たちを豊かで幸せにすることをモットーの一つとしており、日々取り組んでいる。味作りで大事にしていることは〈テイストファースト〉。「決まった焙煎方法や抽出方法に囚われず、お客様の口に入るときの美味しさを一番重要だと考えています。そのためコーヒーの種類や焙煎度も幅広く取り扱っており、味わいも多様性にあふれています。酸味が苦手という方にフルーティーな深煎りをご提案することで、スペシャルティコーヒーの美味しさを知っていただき楽しみ方を広げていくことができます」と、焙煎を取り仕切っている橋本さくらさん。ひと口飲んだ後に、もうひと口飲みたくなるようなコーヒーは、生産者と消費者をつなぐ架け橋となっている。