北海道に5店、海外にも4カ国6店を展開するBARISTART COFFEE。 「酪農家を周り、契約牧場として殺菌方法、牛の品種など指定してきた『作り手が見える牛乳』が特徴です。濃厚な美瑛町のジャージー牛乳や希少な滝上町のガンジー牛乳などを使って、本当に美味しいラテを追求してきました」 と話すのは、創設者のひとりである竹内雄基さん。 カフェラテは3〜4種類のミルクとコーヒー豆を組み合わせて選べる、産地と牧場にもフォーカスしたそれまでにないスタイルだ。生豆はノルウェーのオスロを拠点とするインポーターNordic Approachなど、クリアで甘みがある豆を使用。定番ブレンドはインドのロブスタを配合した深煎りで、シングルオリジンは浅煎りで焙煎。「ラテに合わせた豆を選んで焙煎をしていますが、フィルターで飲んでも高いクオリティの豆ばかりです。ミルクもコーヒー同様に産地、殺菌方法、牛の品種などにより味が変わりそれに合わせて、コーヒー豆の選定買い付けを行うので、あまり被らない面白いシングルオリジンコーヒーを楽しめるかと思います」。 竹内さんの探求心が、コーヒーに対する無限のバリエーションを発信する。