語り手: 代表/河合 佑哉
2015年に創業した〈GOLPIE COFFEE〉は、名古屋の住宅街に佇むロースタリーであり、長い歴史を持つコーヒー文化を次世代に伝える役割を担っている。そのルーツは1945年、オーナー河合佑哉さんの祖父が「松屋コーヒー宣伝部」として自家焙煎コーヒーの卸業を始めたことにさかのぼる。この伝統を引き継ぎつつ、現代のコーヒーシーンに合った新しいアプローチを展開している。
河合さんは、2015年の「ジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップ(JCRC)」優勝者であり、焙煎のプロフェッショナルとして高い評価を得ている。「選び抜いた生豆の個性を最大限引き出し、奥行きのある味わいに焙煎することが自分の仕事」と語る河合さんは、生産国に直接足を運び、生豆の買付けや国際品評会の審査員としても活躍。多忙な日々を送る中でも、スキルアップに努め、コーヒーと真摯に向き合い続けている。伝統を大切にしながらも革新を続けるロースタリーとして、名古屋からコーヒー文化を発信し、多くの人々を魅了している。
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