愛知県内に4店舗、東京に1店舗を展開する〈IMOM COFFEE〉は、地域と都市をつなぐ存在として注目を集めている。その中でチーフロースター兼エリアマネージャーを務める園田道徳さんは、ジャパン ブリュワーズ カップ(JBrC) 2022年とジャパン ハンドドリップ チャンピオンシップ(JHDC) 2023年で3位入賞、さらにCOFFEE COLLECTION 2023年ウォッシュド部門で優勝を果たすなど、高い評価を受ける実力派ロースターだ。

コーヒーは、ウォッシュドを中心にさまざまなプロセスの豆を揃え、豊富な味わいを提供している。「個人的にはウォッシュドが好みですが、いろんな発見ができるよう、幅広いプロセスの豆を揃えています」。浅煎りから名古屋特有の喫茶文化を意識した深煎りまで幅広いラインアップを用意し、初心者からコーヒー好きまで、あらゆる来店者に最高の体験を提供している。また、競技会をきっかけに知名度が上がったことを受け、トップロットの豆を増やし、特別な一杯を求めるお客様に応えている。

コンセプトは“Changing your atmosphere”。「コーヒーを通じてお客様の気分や雰囲気に変化をもたらし、明日への活力や新しい挑戦へのきっかけになれれば」という想いが込められている。園田さんも競技会への挑戦を通じて世界が広がったと語り、「何かを変えたいと思ったその瞬間にコーヒーが寄り添える存在でありたい」とその哲学を明かす。日常の中に特別な時間を提供し、挑戦の精神を共有する〈IMOM COFFEE〉は、コーヒーを超えた価値を届ける場として、多くの人々の心を動かしている。