語り手: オーナー/嶋 勇也
名古屋の魅力が凝縮された栄エリアと、まちのシンボル名古屋城の中間地点に位置する大津橋交差点に、2017年オープン。地元のロースターで焙煎を学んだのち、メルボルンに渡りバリスタとして働きながらオーストラリアのコーヒーカルチャーを吸収した嶋勇也さん。「コミュニケーションが取れるようになりお客様に覚えてもらえて、一杯の大切さを学びました。そして本場のカルチャーに触れたことが何よりも大きかったです」と、多くのカフェがひしめきあうメルボルンで過ごしたことが意味のある経験となった。豆は常時7種類のシングルオリジンを揃える。キャラクターがはっきりと異なるものを選び、様々に違う味わいを体験する楽しみ方を提案している。「大事に育てられここまで届けられたコーヒー豆が最後に輝けるよう、個性を出し切る焙煎をして最高の状態で提供できるように心がけています」。2022年には、名古屋パルコに2号店を出店。「若い世代にコーヒーカルチャーを知ってほしい」と、気軽に立ち寄ることのできるコーヒースタンドとなっている。