語り手: 代表 / 川島 崇嘉
「美味しいコーヒーがいつもそばにある街に」をスローガンに掲げる〈COFFEE POST〉。2018年に川越で自転車コーヒー屋台からスタートし、翌年には西武新宿線本川越駅からすぐにある交差点の一角にコーヒースタンドをオープン。2023年には新たな拠点として、焙煎所として借りていたスペースをカフェとして開放。心機一転、焙煎機を500g釜から10倍の5kg釜にサイズアップして、新たなスタートを切る。「後先を考えずにコーヒー屋台1台から始めて、その時その時を楽しくワクワクする方向に進めていったらこうなりました」と語るのはオーナーの川島崇嘉さん。屋台を介してコミュニケーションを大切にしてきたからこそ、地元の人とゆっくりと触れ合える場が必要だと考えた。「街のコーヒー屋として、地域の方の生活を少しでも明るくしたいです。日常に溶け込むような甘さと質感、綺麗な酸を持ち、自然と次の一口に繋がる奥行きのあるコーヒーを作ることを心がけています」。ようやく辿り着いた焙煎所で、新たに歩みを始める。