Daphneダフニ
東京・田町
関西の珈琲職人襟立博保氏に師事、大阪梅田の蘭館珈琲ハウスで3年間コーヒーのイロハを教えられたところから店主桜井美佐子さんの伝説が始まる。後に吉祥寺の名店もかの店主標交紀氏の協力もあり、13年間品川の高級フレンチ店でコーヒーの腕をふるうことになる。入り口すぐにあるブタ釜焙煎機2機のうち1機は1972年から使われる襟立氏が考案した赤外線付きのオリジナル。独自で研究された焙煎方法は「フレンチ店で働いていた時のオーブンの余熱の使い方がヒントになっています」と話す。豆販売がメインだが、店内では一杯ずつ丁寧にネルドリップで抽出されるコーヒーを提供、雑味なく澄んだコーヒーは秀逸。