小田急線経堂駅から徒歩1分。商店街から横道に入った住宅街にあるFINETIME COFFEE ROASTERSは、浅煎りコーヒー好きに知られる店だ。外資系金融会社に勤めていた店主の近藤剛さんは、浅煎りコーヒーに出会い、その美味しさを広めたいという想いから、築50年の一軒家をリノベーションし、2016年6月にお店を開業した。「浅煎りコーヒーの魅力を広める目的がありました」と参加した、2016年のジャパンエアロプレスチャンピオンシップは3位入賞。2019年にはジャパン コーヒー ロースティング チャンピオンシップで2位、台湾の焙煎大会TISCA International Roaster Cup(TiRC)では優勝。「TiRCは味だけの勝負です。JCRCと違って、審査員がカップして点数つけてそれだけなので非常にシンプルでした」と振り返る。さまざまな競技会で好成績を収めてきた近藤さん。「世界中の美味しいって言われてるコーヒーと比べても劣っているとは思ってない。ぜひ、その味を楽しんで欲しい」。