「ここは駅からも遠くて他に店もないような場所だけど、カフェではなく豆屋なので」、自宅から近いこの物件を見つけたという斎藤英和さん。倉庫などの建物が立ち並ぶひっそりとした脇道に、物置を改装したHIDE COFFEE BEANS STOREがある。「脱サラして焙煎をやりたくて」と話す斎藤さん。サラリーマン時代の趣味がコーヒー屋巡りで、その中で出会ったのが堀口珈琲だった。「体験的に学べる堀口珈琲のセミナーに通ったらそのままハマって。私には会ってたんでしょうね」と振り返る。生豆の仕入れは、堀口珈琲が運営する買い付けグループ、リーディングコーヒーファミリー(LCF)から仕入れている。3種類のブレンドとシングルオリジンの他、デカフェを揃えたコーヒー豆は「新鮮なものを届けたいので、毎朝少量ずつ焙煎しています」。ここに来れば、自分好みのコーヒーに出会うことができる。