語り手: 店主 / 鈴木 洋介
2009年のオープンから、埼玉のスペシャルティコーヒーを牽引してきたホシカワカフェ。「埼玉県北にコーヒー文化を創る」というミッションと「あなたに伝えたい、美味しいコーヒーとストーリー」をテーマに、いち早く浅煎りをメインにしたカフェをオープン。2015年から自家焙煎に着手、さらに、2017年駅ビルにPLACE COFFEE、翌年にはコーヒーに特化したスタンドconscienceをスタートさせる。長年、浅煎りの魅力を追求してきた鈴木洋介さんは「オープン当初は浅煎りコーヒーをメインで提供するお店は埼玉県内には無かったらので、酸味=美味しくないというイメージに苦しみました。それでも徐々に手応えを感じ始めたのは、ノルウェーのロースターのコーヒーを提供し始めた2013年頃からでした。北欧という響きも良かったのかもしれません」と振り返る。またパッケージもユニークで、テイスティングをした時に感じたインスピレーションを、鈴木さんがアクリル絵具を使って表現している。コーヒーを色やイメージで伝えるという、デザインから味わいを思い浮かべるのも楽しい。