語り手: ヘッドロースター/中村 圭太
2014年に心斎橋で創業して以来、多くのコーヒー好きの支持を得て、いまや関西を代表する存在に。そんなLiLo Coffee Roastersの3店舗目は、生豆貯蔵庫と自家製チョコレートの工房も備える焙煎所兼コーヒースタンドだ。大阪のコーヒーシーンを変えた立役者の一人、ヘッドロースターを務める中村圭太さんは。loringの完全熱風式の焙煎機になったことで、「品質が味と直結するようになり素材選びにはより細心の注意を払うようになりました」と話す。完全キャッシュレスでサンプルローストやテスト焙煎のアウトレットビーンズをファクトリー価格で販売。テイクアウトコーヒーは、NASAのエンジニアが創り出した全自動ドリップマシンPoursteadyで抽出。「コーヒーの品質管理を徹底する為に、テクノロジーをふんだんに投入してIT化されたコーヒーの楽しみ方を感じて頂ける様なコンセプトにしております。無機質なファクトリーがLiLoに存在する事で、より”人が淹れるコーヒー”の価値、”コーヒーと空間”の価値を、〈LiLo Coffee Roasters〉、〈リロ珈琲喫茶〉でも感じて頂ける様につくっています」。