4坪のコーヒースタンド兼焙煎所を神戸栄町に2014年開業。2020年に「神戸らしい歴史を感じる場所で」と、元銀行だったモダンな建物を改装して移転。日本のコーヒー文化の魅力を伝えたい、と抽出は昭和の喫茶店をイメージさせるサイフォンで。見た目だけでなく、高温で豆本来の特徴をしっかりと引き出すのも魅力。グアテマラの豆をベースにマンデリンを合わせたハウスブレンドは、香りとコク、後味を重視した中深煎りコーヒー。バーテンダーからロースターに転身したマネージャーの手島隆行さんは「極端な浅煎りも深煎りもせず、豆のもってるポテンシャルを引き出します。中煎りから深煎りを中心に、Limaのコーヒーはひとクセあるというイメージを作っていきたい」。冷めても美味しい味わいを目指す。