2014年、兵庫県・苦楽園で創業した〈TAOCA COFFEE〉。その3店舗目として2019年にオープンした鷲林寺ロースタリーは、カフェ、焙煎所、事務所に加え、バリスタトレーニング設備も備えた施設だ。六甲山地の麓に位置し、最寄り駅から少し離れたロケーションだが、「コーヒーを通して地域のコミュニティの場になれるのではないかと感じ、この地を選びました」と語るのはオーナーの田岡英之さん。

コーヒーは生豆の段階から甘さを重視して選定し、焙煎によってその甘味をさらに引き出す工夫を施している。新たに15kg釜のスマートロースターも導入したが、「甘さを引き出す」という理念は一貫して変わりはない。店内ではコーヒー器具も幅広く取り揃えており、ギフトボックスなどのプレゼントにも最適なアイテムが充実。さらに、コーヒー豆を200g以上購入すると、ドリンク1杯のサービスが受けられる特典も。焙煎所ならではの香り高い一杯とともに、ゆったりとした時間を過ごせる場所となっている。