語り手: 代表・ロースター/森藤 友通
RED POISONとは、納得のいく焙煎ができると液体の色が綺麗な赤色だったことから〈クセになる赤〉という意味が込められている。甘い果実のようなコーヒーは「キレのあるシャープな味わいより、とろんとマイルドな仕上がり」が森藤友通さんのスタイル。「もっと制約を外したアクロバティックなロースティングがしたい」と、焙煎機は3年半かけて自ら設計開発したオリジナル。「世界に一台の焙煎機SOLIDは、独自の設計思想。強力な火力と冷却力、繊細かつダイナミックなコントロールを実現。未だかつてない自在な味作りを可能としました」。視覚と嗅覚を最大限に集中させ、素材のベストなポイントを見つけ出す。「浅煎りでも酸味が柔らかくて甘い抽出ができ、美味しく淹れられます」と、店内ではクレバードリッパーを使い、シンプルなレシピで提供。「誰が飲んでも難しくない、飲みやすくて美味しいコーヒー。それが自分が目指す赤いコーヒーなんじゃないかなと思います」。
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