語り手: 代表/柴田 剛
30歳でスターバックスコーヒーに入社した柴田剛さんは、もっとコーヒーについて深く知りたいという思いから〈堀口珈琲〉のセミナーに通い始める。そのカッピングで出会ったタンザニアのAAグレードが、コーヒーへの情熱を一変させる。「今でも忘れません。口にした瞬間、身体中に電気が走ったような感覚が襲いました。それまでコーヒーを通じて感じたことのない衝撃的な体感でした」。その経験がその後の人生を大きく変えるきっかけとなった。
この「最高品質のコーヒーの味わいの魅力」を一人でも多くの人に伝えたいと決意した柴田さんは、〈堀口珈琲〉が運営するLCF(リーディングコーヒーファミリー)に加盟し、高品質なスペシャルティコーヒーを仕入れるようになる。シングルやブレンドを合わせて約20種類を揃え、特に「新丸子ブレンド」は、コクと酸味、華やかさを持つ人気の一杯だ。「ブレンドすることによって表現できる、スペシャルティコーヒーの甘みや旨味を感じてほしいです」と、深煎りでも甘さを引き出す焙煎にこだわり続けている。
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