語り手: 焙煎責任者/松村 吉太郎
立川駅前の繁華街から少し外れた場所にあるTARO’S COFFEE ROASTERY。このエリアに、これまでになかったコーヒースタンドとして、2018年にオープン。焙煎機を中心に置いたわずか3坪の小さな店は、豆販売とテイクアウトが主体だが、店頭のベンチで楽しむこともできる。「店内にカフェスペースが無いからこそ生まれる価値もあると思うんです。井戸端のような開放感の中、コーヒーを淹れながらのひとときの会話がありますし、また順番を待つお客様同士が自然に話し始めたりもします。ここを基点にして繋がりが生まれるのが面白いですね」と店主の松村吉太郎さん。品質にこだわるが、近隣の方にも自家焙煎コーヒーのよさを広く知ってもらえるようにと、普段使いのできるコーヒーを意識する。「普段の生活の中に、上質で新鮮なコーヒーをお届けすることが使命です」。コーヒーはもちろん、笑顔と幸せに過ごせる時間も提供する。
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