語り手: 焙煎士/佐藤 権作
スウェーデン発のSTOCKHOLM ROASTが、青山のCommuneから70年近くに渡り兜町を見守ってきた鰻屋の跡地に移転。その焙煎士を務めるのが、ワーキングホリデーでコーヒーを学びにオーストラリアからカナダ、ニュージーランドと渡り、帰国後はThe Cream of the Crop Coffeeで活躍した焙煎士の佐藤権作さん。「日本も海外も関係なく、ロースターの数だけスタイルはあります。焙煎はデータだけでなく、感覚によるところも大きいと思います」。生豆はフランスから仕入れた日本ではまだ取り扱われていないものも。「エスプレッソもフィルターも後口がクリーンなところが特徴的です。コーヒーに対する“クリーンさ”を表現するのは、SRで焙煎する上で一つの目標として掲げています」。